千葉に限らず、最近ではこんな変わった葬儀もある①
千葉に限らずですが、葬儀というものは形に捉われない自由な形式でやる人が増えてきました。
時代とともに家族の形や経済状況や故人の遺志が反映されやすくなったともいえます。
どんな葬儀が日本では行われているのでしょうか?
【増えている直葬】
昨今、インターネットの通販で棺が買えると話題になりました。
葬儀業者に葬儀を依頼するとどんなに規模が小さくても数十万円はかかってしまいます。
家庭の経済事情で葬儀の規模を縮小せざるを得ず最低限の火葬だけで済ませたいという場合に行われるのが「直葬」です。
直葬はお通夜や告別式を一切行わず、ご遺体の搬送と火葬を行うのみになります。
希望があれば僧侶に火葬場でお経を読んでもらうことも可能です。
棺を用意することでさらにコストカットできますが、ご遺体の搬送は許可された車両以外行うことができず、火葬に関する書類の取得などもあるため葬儀社の力が必ず必要になります。
【生前葬】
ご本人が存命のうちに葬儀を済ませておくという大変ユニークな葬儀形式です。
葬儀の方法はさまざまですが一般の葬儀と同じように焼香などをする形式でも行われますし、パーティー形式で生前関わりのあった人を招き盛大に行われる場合もあります。
著名人や大企業の社長などが生前葬を行なってニュースになることがありますが、生前のうちにお別れをしておきたいという故人の考えや、実際にお亡くなりになった後の本葬が大規模で参列者の負担をかけてしまうということが理由です。